猫の不妊去勢手術を専門に行う動物病院「スペイクリニック姫路」(姫路市花田町勅旨、TEL 079-280-2250)が保護猫の譲渡会を2月11日、初めて開く。
院長の野村芽衣さんは尼崎市保健所、動物愛護センターなどの勤務経験を持つ。捨てられたり、野外で繁殖して行き場のなくなったりした多くの猫たちの惨状を目にし、「飼い猫も野良猫も不妊去勢手術を徹底し、これ以上行き場のない猫を増やさない」との思いで、昨年8月に同院を開いた。
譲渡会では猫保護団体「チーム命の輪」が保護している約15匹がエントリーする。全頭が初期医療、駆虫、ワクチン、エイズ・白血病ウイルス検査、不妊去勢手術済み。譲渡には条件があり、当日に猫を連れて帰ることはできない。猫グッズの販売も予定する。
野村さんは「保護された猫たちがすてきな家族に巡り合い、愛情を受けて暮らしてほしいと企画した。猫を迎えようかどうしようか悩まれている方にも猫たちと触れ合ってほしい」と呼びかける。
開催時間は13時~15時。参加無料。