姫路城三の丸広場(姫路市本町)で正月恒例の「令和5年姫路市消防出初式」が1月8日、開かれた。
姫路市民に対する防火・防災意識の啓発と消防職団員の士気の高揚を目的に開かれた出初め式。晴天に映える姫路城をバックに式典の部と演技の部の2部で構成した。
演技の部では、幼年消防クラブや消防音楽隊の行進演奏に続き、はしご乗り演技やレスキュー演技が行われた。
今年のはしご乗り演技は、夢前町と香寺町の消防団が日頃の訓練の成果を披露。見物客から大きな拍手が巻き起こった。フィナーレでは消防装備の実演を兼ねて消防車が三の丸広場に集合し、音楽に合わせた一斉放水で締めくくり、子どもたちから歓声が上がった。
姫路市内から家族で見学に来ていた長谷川裕翔君は「サイレンの音や消防車のはしごが高く伸びて少し怖かった。消防士の人たちがかっこよかった」と興奮気味に話した。