生花店「花coco」(姫路市琴岡町、TEL 079-294-8739)が7月25日、オープン15周年を迎えた。
2007(平成19)年にオープンした同店。店主の岩井直美さんが当時勤務していた生花店が廃業したため、周りの後押しを受け、自分で店を開くことを決めたという。
店内には、岩井さんが選び仕入れた「原色よりもくすみカラー」の生花が並ぶ。切り花や花苗を販売するほか、プレゼント用のアレンジメントやブーケなどにも対応する。
岩井さんは「生花は生ものなので、注文や予約をもらってから仕入れることが多い。花を贈る人と贈られる人の関係性やキャラクター、雰囲気、個性や感性をイメージして『その人らしさ』を引き出したアレンジが得意」と話す。
「リピーター客の多くは『任せる』と言ってくれることがうれしい。他店との差別化が難しい花こそ、贈られる人をイメージしてアレンジすることは大切。『こんな用途で使いたい、イベントの装飾をお願いしたい』など気軽に相談してほしい」と笑顔を見せる。
毎月異なる器を使って行う「アレンジメントクラス」や、ギフトやブライダルブーケの「ブーケクラス」、プロも学べる「アドバンスドクラス」など、教室も充実させている。
営業時間は11時~19時(日曜・祝日は17時まで)。