在宅介護支援住宅「リーベの家」(姫路市飾磨区阿成中垣内、TEL 079-234-5858)が6月1日、1泊から利用できる短期入居サービスの提供を始めた。
「高齢者が年金内で安心して暮らせること」をコンセプトに4月、オープンした同施設。個室数は31室。個室にはエアコン、トイレ、洗面台、電動ベッドを備える。医療機関と提携し、職員が24時間常駐する。
まずは短期入居で居心地を体験してほしいという代表の野口貴司さんは「家族の体調不良や外出、外泊が必要なとき、介護疲れの解消にも役立ててほしい」と話す。
同施設1階のコミュニティーホールは食事や入居者同士の交流の場として利用できる。入居により外部とのコミュニケーションの機会が減って孤独を感じることがないようにと、系列の保育施設とオンラインで結び、子どもや保育士と交流できるようにした。同施設で飼育しているケヅメリクガメの餌やりを近隣の子どもたちに手伝ってもらうなど、入居者と地域との交流も積極的に行っている。
野口さんは「入居者だけでなく、家族にとっても安心してもらえる施設を目指しているので、気軽に見学にきてほしい」と呼びかける。
利用料金は1泊=3,000円。