冬の特別展「世界のクリスマス~北欧のクリスマス飾りを中心に~」が11月6日、日本玩具博物館(姫路市香寺町中仁野、TEL 079-232-4388)で始まる。
日本の郷土玩具や世界160か国の玩具など9万点以上を所蔵する同館。同展では各国のクリスマス風景を描き、玩具や人形を通じ、冬の祝祭の意味を紹介する。今年のテーマは「北欧」。収穫を感謝し、太陽の復活を願う冬至の祭礼とキリスト降誕祭が融合した北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、バルト三国)のクリスマス行事「ユール(Jul)」を紹介する。
会場では、光を美しく暖かく見せるキャンドルスタンド、「ニッセ」や「トムテ」と呼ばれる小さな妖精たちを題材にした人形やオーナメント、幾何学立体を組み合わせた麦わら細工のモビール「ヒンメリ」などを使った北欧の伝統的なクリスマス風景を展示する。
「中欧」「東欧」「南欧」のクリスマス飾りも展示し、ヨーロッパの多様なクリスマスの祝い方を紹介する。期間中、クリスマス絵本の朗読会やワークショップなども行う予定。
開催時間は10時~17時。水曜休館。入館料は、大人=600円、高校・大学生=400円、小人(4歳以上)=200円。来年1月23日まで。