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姫路・山陽百貨店のレンタルブティックが30周年 直営スタジオで写真撮影も

店主の植村壽之さん(左)、植村憲子さん(右)

店主の植村壽之さん(左)、植村憲子さん(右)

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 レンタルブティック「マリリンハウス」(姫路市南町、TEL 079-223-4700)が9月20日、創立30周年を迎えた。

振り袖

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 店主の植村壽之さんは婚礼貸衣装「扇屋」(姫路市西二階町)の四男として生まれ、貸衣装について十分な知識があったことから独立。1991(平成3年)年9月に開業した。

 植村さんは「ドレスと子ども服のレンタルでスタートした。ノーと言わない接客を心掛け成人式の振り袖、卒業はかまやパーティードレスなど幅広く要望に応じてきたため、品数が増えた」と話す。オープンから約4万3000世帯の親子3世代にわたり利用があるという。

 振り袖600点、卒業衣装800点、ドレス1000点、着物3000点、小物など合わせて約8000点のレンタル衣装をそろえる。ドレスのサイズは7号~23号まで幅広く用意。家族から受け継いだ振り袖を着たい人には、髪飾りやバッグなど小物のみのレンタルも対応する。

 レンタル料は振り袖(3万3,000円~)、正絹留め袖・色留め袖(2万7,500円~)、訪問着(1万9,800円~)、卒業式二尺袖着物とはかま(1万8,700円~)、子どもフォーマル(4,400円~)、お宮参り(1万1,000円~)、モーニング(8,800円~)など。

 2017(平成29)年には直営スタジオを近隣にオープン。同店では「衣装は貸衣装店、ヘアメークは美容室、写真撮影は写真館にと主役や家族が振り回される時代ではない」と考え、式典のヘアメークや着付け、手荷物預かり、写真撮影までワンストップを売りにしている。

 植村さんは「常に商品の入れ替えや新作の入荷、人気ブランドの確保を心掛けている。これからも個々のお客さまの小さな要望や期待にしっかりと応えていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は10時~19時30分。

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