![創作活動に没頭する松岡裕喜さん](https://images.keizai.biz/himeji_keizai/headline/1633048459_photo.jpg)
アパレル店「Himejien(姫路縁)」(姫路市呉服町、TEL 079-287-8483)が9月2日、オープン2周年を迎えた。
店舗面積は7坪。姫路を楽しむユニホームをコンセプトに、浮世絵デザインの法被やはんてん、野良着を現代風にアレンジした商品を取り扱う。デザインやセレクトは店主の松岡裕喜さんが手掛ける。店の奥にはアトリエを併設する。
アトリエで扱う絵画は全て松岡さんの作品。松岡さんは「新型コロナウイルスの影響で観光客が激減し、インバウンド需要が見込めず、大きなダメージを受けた半面、空き時間ができたので昨年10月から絵を描き始めたところ、いきなり絵が売れたり、美術館から展示会のオファーが来たりと驚いている」と言う。
創作活動はアトリエで行い、アクリルやボンド、ニスなどを使った和風の絵や抽象画が多く、発注者のオーダーやイメージに応じた絵の制作注文も請け負っている。
松岡さんは「『ファッション』や『芸術』といった非言語で伝わるものを扱っているので、今後は海外への展開を考えている。まだ先は長そうだが、日本はもちろん、海外にも認められ店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~18時。10月21日、22日に兵庫県立美術館ギャラリー棟3階で開かれる展示会に絵を出品予定。