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姫路の中心街で電動キックボード通行の実証実験 ヘルメットの着用は任意

実証実験用電動キックボード

実証実験用電動キックボード

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 姫路駅を中心とした2.5キロメートル圏内で8月12日、電動キックボードを用いた公道走行に関する実証実験が始まった。産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いた。

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 産業競争力強化法に基づく新事業活動計画の認定を受けて始まった同実験。実施主体は電動キックボードを販売するE-KON(姫路市嵐山町)。

 同実験では、姫路市と神姫バスの協力により、姫路市職員および神姫バスグループ社員に仕事の移動手段として電動キックボード5台を平日に貸し出す。運行の条件は最高速度を時速15キロ以下に制御し、運転自動車運転免許必須・ヘルメットの着用任意・車道走行可などとしている。

 同社担当者は「歩行者、自転車、自動車などが安全に共生するために必要なデータの収集を図りたい。短距離の移動に電動キックボードを用いることで、便利で快適な新しい移動手段としての可能性を実証したい」と意気込む。

 実証実験の事務局は神姫バス・次世代モビリティ推進室。問い合わせ先は姫路市役所都市局交通計画室(TEL 079-221-2860)。10月29日までの予定。

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