水産加工品や青果物などをドライブスルー形式で販売するイベントが5月15日、姫路市中央卸売市場(姫路市延末)で開かれる。同市場の有志による主催はドライブスルー委員会。協力は姫路市中央卸売市場運営協議会。
同委員会の福岡敏朗さんによると、同市場では毎年開催される「市場祭り」や「せりの見学会」などが、新型コロナウイルスの影響により中止になったという。
福岡さんは「ここまでコロナの影響が長引くとは思っていなかった。今、自分たちでできることはないか模索して企画した」と話す。
取扱商品は、三五屋青果の「旬の野菜セット」、丸魚水産の「鮮魚BOX」、丸共商店の「トロピカルフルーツセット」(以上3,000円)、東洋フルーツの「静岡産クラウンメロン」(2,000円)、堀忠水産の「極太ウナギと玉子の巻き寿司」、東青果の「フルーツサンドイッチ 3個セット」(以上1,000円)などを取りそろえる。
車から降りずに購入できるようにし、接触を最小限にすることで感染対策を取る。来場者にはマスクの着用を促し、感染防止のため徒歩や自転車での来場は禁止する。
福岡さんは「十分な商品数を用意しているが、初めてのイベントなので来客数の予想もつかず、至らない点もあるかもしれない」と語りつつも、「市場でのドライブスルー販売は定着させていきたい。回を重ねるごとにブラッシュアップさせていく」と意気込む。
開催時間は12時~15時。