姫路城近くの姫路市民会館で8月1日から、高校生を対象とした小論文無料公開講座が開かれる。姫路市内の進学塾「創志教育GRIT」(姫路市総社本町、TEL 079-229-9120)が朝日新聞社とタイアップして行う。
同塾代表の村岡世済さんは「新型コロナウィルス感染拡大により、高校が長期休校となるなど、不安を抱える受験生に推薦入試に必要な小論文対策に役立つ知識を無料で講義し、応援したいと企画した」と話す。新聞などを題材にAO入試(総合型選抜)に必要な情報の活用や小論文にまとめるコツなどを学べるという。
講師は朝日新聞社近畿圏第2部(兵庫県西部地区担当)の遠藤幸宏さんと、朝日小学生新聞・朝日中高生新聞教育チームの高橋宏輔さん。
講座では5つの講義が予定される。8月1日15時~17時=第1講座「新聞の読み方と小論文の書き方」、8月8日14時~15時20分=第2講座「一生役立つ!情報について考える」、8月8日15時30分~16時50分=第3講座「受験や就職にも役立つ!SDGsとはなにか」、8月22日13時~15時=第4講座「2020年大学入試改革対策・問題解決能力を高めよう」、同日15時10分~16時50分=第5講座「まとめ・世界で求められるスキルとは」の5回。
大学受験を控える高校3年生だけでなく、高校1年生、高校2年生も参加できる。会場は、いずれも姫路市民会館第一会議室、定員30人。問い合わせ・申し込みは同塾まで。