姫路市消防局(姫路市三左衛門西の町)が3月6日、姫路城ゆかりの歴史上の人物を車体に描いたラッピング公用車の運用を始めた。
一般家庭への住宅用火災警報器取り付け促進を目指して導入した。描かれた歴史上の人物は黒田官兵衛、池田輝政、豊臣秀吉、赤松則村、千姫の5人。姫路市内にある消防署が5カ所あることから5人をモチーフにした。
イラストのデザインを手掛けた飾磨消防署坊勢出張所の藤本裕馬消防副士長は「子どものころから絵を描くのが好きでそれを生かし今回チャレンジした」と話す。
同局予防課の担当者は「それぞれの家庭も姫路城と同じ、一国の主として火災を起こさないよう住宅用火災警報器の普及促進を呼び掛けていきたい」と意気込む。