姫路の中心街で地元産の食材を使った一品が楽しめる「地産地消ひめじバル」が9月23日、開かれる。
姫路駅前などの繁華街にある飲食店32店舗が参加して行われる同バル。参加店ごとに地元産の食材を使った自慢の一品と播磨の地酒などのドリンクがセットで楽しめる。同バルは姫路市提案型協働事業の一環として「赤ちょうちん屋台の会」が企画提案した初の試み。
参加者はあらかじめ、参加証となるリストバンド(500円)を購入。同時に配布される冊子状のバルマップに参加店とバルメニューが紹介されており、目当ての店でリストバンドを提示することでバルメニューをキャッシュオンで注文できる。
バルメニューの価格は300円~1,500円と、それぞれの店舗により異なる。バルの開催時間も各店で異なり、一部の店ではランチタイムから利用できる。
参加店は、約1万6千人のメンバーで構成されるフェイスブックの「姫路ランチ&ディナー」グループメンバーで推薦店を募り、決定した。
参加店のレストラン「サンヴェルジュ メゾン」の山上直也支配人は「私どもだけでは出来ない企画。参加させていただくことで 新しいお客さまとの出会いを楽しみに、地元食材の魅力をレストランらしく伝えていきたい」と話す。
リストバンドは数量限定で、参加店や協力店で8月9日に販売が開始された。売り切れ次第終了で増刷予定はないという。
主催者代表の三枝達也さんは「姫路の中心街には多くの観光客が訪れるが、姫路のおいしい食材を使った料理や店舗を知らずに帰って行かれる方も多い。このバルを通じて観光客や市民の方に初めての店でも気楽に訪れてもらい、姫路の特産品を味わってほしい」と抱負を語る。