山陽電車姫路駅に隣接する宍粟(しそう)市のアンテナショップ「ふるさと宍粟PR館 きてーな宍粟」(姫路市西駅前町、TEL079-287-3123)が、このたびの西日本豪雨で甚大な被害にあった同市への水害義援金の募金活動を7月9日、始めた。
西日本一帯を襲った今回の豪雨、各地で大きな爪痕を残した。宍粟市でも土砂崩れが発生し、男性1人が亡くなったり、道路が寸断され住民が孤立したりするなど、甚大な被害に見舞われた。
同ショップが扱う農産品の生産者にも大きな被害が出、苦しんでいる様子がうかがえたことから、1日も早い復旧を願い同店の店頭に募金箱を置き、義援金の募金をスタートした。
同店を運営するNPO姫路コンベンションサポート理事長の玉田恵美さんは「水害で苦しんでいる被災地の皆さんに宍粟市を応援する一人として何か役に立てればと思い、募金を始めた。お気持ちを寄せてほしい」と呼び掛ける。「集まった寄付金は宍粟市の復興のために市役所を通じて活用もらいたい」とも。