「世界遺産姫路城マラソン2018」が姫路城前をスタート地点に2月11日、行われた。第4回となる今回のマラソン、フルマラソン・ファンラン参加者計11,460人が晴天の下、姫路の街をそれぞれのペースで走り抜けた。
男子フルマラソン1位になった高田大樹選手(山陽特殊鋼)は初優勝。地元出身とあって沿道からは「頑張れ」の大声援がわき起こった。女子1位は2年連続2回目となる小河亜衣選手(姫路市陸協)が優勝。ゲストには応援軍師として間寛平さんが甲冑姿でスタート付近に登場。ギャグでランナーたちを盛り上げていた。
姫路市内から家族の応援に来た鈴木史子さんは「夫婦で抽選に挑んだが私だけ外れた。残念だが沿道のみなさんの声援を味方に頑張ってほしい」と語っていた。この姫路城マラソンは全国ランナーからも沿道の応援やボランティアの心遣いで人気がある大会。今年も4,600人のボランティアが参加した。
フルマラソンに参加、完走した奥地達也さんは「沿道の声援がずっと続くのが後押ししてくれ、景色もよく気持ちよく走れた。随所でうどんやちくわ、甘酒、粕汁、豚汁、苺など工夫を凝らした振る舞いが用意され、どれを食べるか迷ったが楽しかった。姫路城マラソンはフルマラソンデビューにぴったりだと思った」と笑顔を見せた。