姫路市など播磨地域8市8町の女性職員によるプロジェクトチーム「はりま女子つなぎ隊」がフェリシモ(神戸市中央区浪花町)と連携して4月、播磨地域の特産品の通信販売を始めた。
「おうちで旅する『播磨』」と題し、毎月定額で播磨地域の特産品を届ける同通販。日本で初めて麹(こうじ)を使って日本酒を作ったという記述が「播磨国風土記」(奈良時代編さん)に残っていることや、播磨平野が酒米「山田錦」の全国生産量の8割を占める産地であること、「揖保乃糸」をはじめ麺作りが盛んに行われていることから、8種の「酒」と「麺」を届ける。
「日本酒のふるさと はりま酒の会」(月3,024円)コースでは、「龍力 特別純米」や「灘菊 純米」などの地酒を毎月1種ずつ、特産品の水引で作ったグラスマーカーと冷酒グラスをセットにして届ける。「はりま実り豊かな里 乾麺の会」(月2,484円)コースでは、「夢そば(つゆ付き)&夢そば」「姫路城うどん&むらさきの舞素麺(そうめん)」などをそばちょことセットで届け、毎月1~2種類の播磨地域の麺の食べ比べが楽しめるようにする。
同チームメンバーの姫路市職員高井さんは「姫路の日本酒と麺を堪能してほしい」と呼び掛ける。
申込期限は6月20日。フェリシモの同通販サイトで受け付ける。