大手前通りなど、姫路の中心部で「姫路ゆかたまつり2017」が6月22日から3日間、開かれる。
姫路の初夏の風物詩として知られる同祭り。長壁神社(姫路市立町)の例祭から始まったといわれ、1742(寛保2)年5月、当時の姫路城主・榊原政岑公が、越後高田へ移封される際に、長源寺の境内に城内の長壁神社を移し、遷座祭を開いたことが起源。長壁神社、大手前通り、姫路城三の丸広場、大手前公園、城南公園とその周辺で開催され、例年3日間で20万人以上の人出があるという。主催は、姫路市などが作る姫路ゆかたまつり振興協議会(TEL 079-287-3652)。
オープニングセレモニーが22日18時から城南公園(姫路市塩町)で開かれ、同日17時10分から「子どもゆかたパレード」が姫路城-長壁神社-城南公園のルートを通る。3日間を通して、城南公園では「にぎわいイベント」、二階町、西二階町両商店街では「商店街のおもてなし出店」、会場の各所で露店の出店などによる「地元のおもてなし」が行われる。
期間中、浴衣で会場を訪れた人は姫路駅発着の神姫バス運賃が半額になるほか、アースシネマズでの映画観賞料(通常版)が1,100円に、姫路城、好古園、動物園、文学館などの入場料が無料となる。
荒天の場合は、自動応答の電話(TEL 079-282-2012)で中止を知らせる。