姫路市街地の北部に位置する広峰山上のホテル「セトレハイランドヴィラ姫路」(姫路市広嶺山、TEL 079-284-3010)で9月26日、「播磨菓子作りワークショップ」が行われた。
同ワークショップは、同ホテルと播磨地域の特産品を取り扱うセレクトショップ「速鳥丸(はやとりまる)」(姫路市本町、TEL 079-287-6882)と和菓子店「甘音屋」(姫路市広畑区蒲田、TEL 079-239-1220)のコラボレーション企画。それぞれの店主、三木伸雄さんと森雅史さんが講師を務めた。
同ホテルでは人と人、人と地域の絆を結んでいくことをテーマに、地産地消にこだわる人や企業とのタイアップや地元産にこだわった食事、土産物の提供などの取り組みを進めており、今回のワークショップもその一環。担当の舩木久美子さんは「姫路には魅力的な人、ものがたくさんある。このようなイベントを通して広く伝えていきたい」と話す。
ワークショップでは「速鳥丸」で販売されている「MEGUMI(アメ入り手作り小餅)」の作り方を体験。講師の三木さんが、経営する「みかづき営農」(兵庫県佐用町)で育てたもち米「はりまもち」ときな粉「夢さよう」を使った。参加者の一人、伊藤真由美さんは「あんを包むだけだったが、予想以上に難しかった。餅、あん、きな粉作りなどの工程も体験してみたいと思った」と話した。
舩木さんは「今後も地域や世代を超えてつながるための架け橋となるようなワークショップを開いていきたい」と意欲を見せる。