姫路の人に特化した情報サイト「ええやん姫路」がオープンして2か月を迎える。東京から姫路にUターンしてきた渡邉貴之さんが、姫路には姫路城以外にも伝えたい魅力的な所がたくさんあると気付いたのが、立ち上げのきっかけ。
東京でウェブ制作会社に勤め、ウェブ制作や写真の撮影技術や記事の書き方、SNSの活用法などを学んだ渡邉さん。観光地や店舗だけでなく、人にフォーカスを当て、人を応援できるウェブサイトを作りたいと考え、6月にひとりで「ええやん姫路」の前身を立ち上げた。サイトを運営していくうち、ひとりでできることの限界を感じ、ツイッターで同じ思いの人がいないか呼びかけたところ、ウェブ制作会社・WebryOne株式会社代表の堅田浩平さんが反応したという。堅田さんは客のホームページを作っていく中で、自社のメディアがあれば、もっと喜んでもらえると考えていたので、お互いの思いが重なり、8月に本格的に始動した。
「姫路のことが好きになる!姫路のおもしろ情報サイト」とうたう同サイト。「【神種?】【丁?】【河間?】地元人も読めへん姫路の地名ランキングTOP10」、「姫路名物アーモンドバターをもっおいしく食べる方法を姫路のウェブ制作会社が発案!?」など、姫路の人が興味を持ちそうな話題を取り上げている。
渡邉さんは「最初の頃は、知名度が低く告知に苦労した。最近では見てるよ頑張ってと声をかけてもらえるようになった。とても反応がいいので、姫路の人たちも求めていたのかなと手ごたえを感じる」と語る。
「今後は、1日にたくさんの記事をアップしていけるように頑張りたい。ええやん姫路を見たら割引サービスがあるなど、地元のお店や会社ともコラボしていけるように成長したい」と意欲を語る。
現在、同サイトでは「姫路のことが好き」、「姫路の人の役に立ちたい」などを応募条件にライターを募集している。