姫路駅近くに自家製薫製バー「路地裏ハリー」(姫路市東駅前町、TEL 079-240-9731)が8月7日、オープンした。
店舗面積は約7坪。席数はカウンター8席、テラス席3テーブル8席。木張りの内装で天井が高く、入り口に扉は無く、透明のビニールカーテンで仕切られた解放感の有る店内。店名はオーナー柴田大輔さんの5歳になる息子「はりま」君のニックネームから。以前は、柴田さんの祖父母が「クラマ」という名前の飲食店を同じ場所で経営していたという。柴田さんも妻の仁美(ひとみ)さんと夫婦二人で経営している。
「店舗が約7坪と狭いので、思い切って自分の好きな酒や料理だけを置くことにした」と柴田さん。ドリンクメニューのメーンはバーボンウイスキー。ジムビーム、アーリータイムズ(以上500円)、フォアローゼズ、I.W.ハーバー、ジャックダニエル、ワイルドターキー(以上550円)、メーカーズマーク(600円)など100種類以上をそろえるという。生ビール(キリンハートランド・450円)、アサヒ・スーパードライ(小)、キリンラガー(小、以上500円)、ハイネケン(600円)、ギネススタウト(700円)、サワー各種、焼酎、ワイン(以上400円)、純米冷酒、カクテル各種(500円)も用意する。
料理は手作りの薫製が中心。店内に薫製機が有り、客がいる際にもこれを使って薫製を手作りすることもあり、薫製を手作りするのに2週間くらいかかるという。自家製薫製卵(150円)、同チーズ(200円)、同サラミ(300円)。オイルサーディンや手作りピザ(以上300円)、キャベツ、トマト、キュウリ(以上200円)も用意する。ランチメニューとして、ライスかナンが選べるハリー特製路地裏カレー(サラダ付き、500円)を提供する。
柴田さんは「格調の高さよりも、客に気軽に入ってきてもらえる店作りを目指した。店が狭く客同士の距離が近いので、交流が広がる場にしていきたい。姫路はマッチが地場産業の一つだったので、古いマッチをディスプレーしていきたい」と抱負を語った。
営業時間は11時30分~24時(ランチタイムは11時30分~14時)。8月中は無休、9月からは日曜定休。