姫路城近くのハガフォトスタジオビル(姫路市本町)3階にコワーキングスペース「姫路城下町ギルド」が4月26日、オープンした。面積は14坪。席数は24席で、内8席がプライベート席。スペース中央に共用テーブルが、両側の壁に向かう形でプライベート利用コーナーが配置されており、その上部には本棚が備えられている。Wifiも利用できる。同スペースの入り口近くはカウンター席4席のカフェコーナーとなっており、カフェのみの利用も可としている。
室内にはダルマストーブやタイプライター、古い壁掛け時計などを置き、アンティークな雰囲気を演出している。
同スペースはハガフォトスタジオ社長の芳賀一也氏が所蔵する姫路市史をはじめとする播磨地域の郷土史などの書籍を、姫路を訪れた観光客をはじめ多くの人に読んでほしいという思いから開設した。「当初は姫路城下町図書館として企画した。姫路城に関する本や、寄贈いただいた近隣の郷土史など貴重な資料がそろっている。姫路城やこの地域の歴史を知りたい方にも立ち寄ってほしい」と芳賀さん。
同スペースの営業終了後となる夜間は、週末バーなどのイベントや、フリースペースとしての貸し出しにも応じるという。芳賀さんは「姫路にないインテリジェンスなコワーキング。皆さんの自由な発想で活用してもらいたい」と呼び掛ける。
営業時間は9時~18時。同スペースの利用料は2時間500円、1日1,000円。シニア割引として60歳以上は20%引きで利用できる。営業時間は9時~18時。水曜定休。