姫路全域で実際に史跡などを回り、仮想空間上の拠点を取り合うゲーム「イングレス」のイベントが3月22日、行われる。主催はソーシャルメディア姫路交流会。
同ゲームはグーグルが開発した位置情報を利用したオンラインゲーム。参加者は、スマホなどにアプリをダウンロードし、2つの勢力のどちらかに属する。世界各地にある「ポータル」を巡り「ハック」し、アイテムを手に入れたり、自勢力の所有としてプレイする。3か所の「ポータル」同士をリンクし、三角形を描いて自陣とし、その面積の大きさを競う陣取りゲーム。「ポータル」には半径50メートル以内に近づかないと「ハック」できないため、実際にその地を訪れないといけないことから岩手県や横須賀市では、同ゲームを利用した観光地巡りを呼び掛けるなど、地域振興につなげる動きも出ている。
今回のイベントでは、姫路にある「ポータル」を巡り、「ハック」するだけでなく、参加者が新たな「ポータル」や「ポータル」を巡る「ミッション」の新コース登録を申請し、姫路に拠点を増やし、同ゲーム愛好者の姫路来訪を増やしていく狙い。
主催者の一人は「姫路城のグランドオープンを控え、イベントで姫路を盛り上げたい。イングレスを楽しむために姫路を訪れる人が増えるとうれしい」と語る。
参加申し込みはフェイスブックイベントや専用申込フォームから行う。参加無料。