姫路商工会議所(姫路市下寺町)1階ホールで2月27日、「はりま酒文化伝道師養成講座」が開かれる。主催は姫路市と姫路酒造組合。酒作りに携わる杜氏(とうじ)らが、日本酒の歴史、播磨地方の酒文化の歴史や特徴、日本酒の飲み方のマナーなどについて講義を行う。
約1300年前の「播磨国風土記」の中に初めて麹(こうじ)で酒を造ったという記載があることから播磨地方は日本酒のふるさと呼ばれている。姫路市では、日本酒を地域資源として観光振興や地域活性化につなげていこうと2013年10月、「日本酒による地域活性化条例」を制定。講座開講を通じて市民に伝道師として「日本酒のふるさとはりま」をPRしてもらおうとするもの。
受講者には「はりまの酒文化伝道師」認定証やイメージキャラクター「もりりぃ」のピンバッジを進呈する。同日、新酒飲み比べの会「播磨美酒・美食の宴 はりま一合一会」も同会議所2階で行う。
担当の高井さんは「播磨には多くの酒蔵があることを知ってほしい」と呼びかける。
開講時間は16時~17時30分。参加無料。定員は150人で、25日17時まで先着順で受け付ける。参加無料。「はりま一合一会」は17時から(参加費3,500円・前売り3,300円)。講座の申し込み・問い合わせはエンプロス(TEL 079-287-1000)まで。「はりま一合一会」の前売り申込み申し込み・問い合わせは清交倶楽部(TEL 079-281-6800)まで。