姫路城近くに開設されている「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」(姫路市本町)が1月10日、閉館する。昨年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のメイキング映像や、官兵衛が入れられた有岡城の牢獄(ろうごく)の再現などを展示した同館。目標入場者数の60万人を4日に達成。5日より閉館日まで入館者全員に記念品を進呈している。
最終日は11時よりドラマ館横にぎわいステージで閉館セレモニーが行われるほか、16時30分にはご当地ゆるキャラの「かんべえくん」と「しろまるひめ」が見送りをする。最終退館者には記念品が贈られる。
同館はひめじ官兵衛プロジェクトの一環として「官兵衛の原風景~戦国最強の軍師を育てた、姫路の風土とその時代~」をテーマに昨年1月12日、オープンした。当日は、主演の岡田准一さんらによるテープカットが行われ、多数の市民や観光客が集まった。
大河ドラマ館に展示している姫路城ジオラマ(官兵衛時代、秀吉時代、現在の姫路城の3点)を姫路城西の丸に展示するなど、同館終了後も展示品(総数約180点)の一部を移設展示する予定。