姫路城近くの大手前公園(姫路市本町)で10月31日~11月4日、第27回「全国陶器市」が開かれる。
全国30以上の産地から集まった陶器が展示販売される同イベント。主催は姫路市、商工会議所・市商店街連合会などで構成する「ひめじ町衆の祭典実行委員会」(姫路市産業振興課内、TEL 079-221-2522)。
北は相馬焼(福島)から南は壺屋焼(沖縄)まで33の産地の参加を予定する。九谷焼(石川)、美濃焼(岐阜)、瀬戸焼(愛知)、信楽焼(滋賀)、備前焼(岡山)、萩焼(山口)、有田焼(佐賀)などの有名産地も登場。色・形・大きさ、さまざまな陶器が会場を彩る。
期間中、事前に募集したアマチュア陶芸家の作品展、手回しろくろを使った陶芸体験コーナー、素焼きの陶器に簡単な絵付け体験ができる子ども向け楽焼チャレンジコーナーやお茶席などが用意されている。同市関連イベントとして期間中、姫路駅から会場までの商店街各所では嵯峨御流、未生流、草月流など各流派により、各地の陶器を使った「ストリートいけばな展」も開催。訪れた観光客や買い物客らの目を楽しませる。
来場者には購入した陶器の重さにより、姫路市商店街連合会加入店で利用可能な買い物券を進呈する。
楽焼チャレンジコーナーは11月1日~3日のみ。