65回目となる「姫路お城まつりが8月1日~3日の3日間、姫路城周辺で繰り広げられた。今年のキャッチフレーズは、「燃えよ! 官兵衛! 熱き夏!」
初日は、改修をほぼ終え5年ぶりに姿を現した姫路城大天守を背景に城内三の丸広場で薪能が行われ、約6000人(主催者発表)が幻想な雰囲気を楽しんだ。
翌2日は、市民参加の大パレードが開催された。14時30分から行われたパレードオープニングセレモニーに引き続き、第47代姫路お城の女王お披露目パレード、市民団体、来年開催の世界遺産姫路城マラソン実行委員会などが参加する市民パレードが開催された。大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなみ、オープニングセレモニーには、ドラマで後藤又兵衛を演じる俳優・塚本高史さんも参加し、集まったファンから大きな歓声が上がった。夕暮れが近づいた18時からは歴史パレードが行われ、千姫輿(こし)入れ行列、黒田官兵衛・長政と24騎行列、備州岡山城鉄砲隊行列・演舞、子ども大名行列など歴史絵巻が繰り広げられた。締めくくりとして、総踊りが20時から行われ、飛び入り参加者には手拭いなどが配られた。
最終日の3日は、三の丸広場で「サウンドフェスティバル2014が開催された。2日・3日の両日は、三の丸広場で「姫路夏あかり2014 ひと・まち~みんなが主役」が、大手前公園では「キャッスルビアガーデン」が、大手前公園やみゆき通り商店街などでは「第15回ひめじ良さ恋まつり」が、それぞれ開催され、まつりに花を添えた。
参加者の一人、姫路在住の橋本みどりさんは「たくさん知り合いに会えて、市民が主役のおまつりが実感できて楽しい」と話していた。