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姫路の古書店「おひさまゆうびん舎」が3周年-5坪に広がる絵本の世界

店主の窪田泰子さん。3周年を迎えた「おひさまゆうびん舎」(姫路市本町)で。3月3日

店主の窪田泰子さん。3周年を迎えた「おひさまゆうびん舎」(姫路市本町)で。3月3日

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 姫路の絵本・児童書を中心とする古書店「おひさまゆうびん舎」(姫路市本町、TEL 079-288-6597)が3月1日、3周年を迎えた。

路地に面した階段が入り口

 姫路駅前のメーンストリート・大手前通りから本町商店街に抜ける路地に店を構える同店。取り扱う古書は絵本と児童書が中心で、地元作家が手掛ける雑貨も併せて展開する。オープンは2011年3月。路地に面した扉から階段を上がった2階スペースを使う5.5坪の店内には、買い取り直後など多いときで約2000冊が所狭しと書棚に並ぶ。初版が古いものは1965(昭和40)年前後。本の状態が新刊本と大差ない「新古本」も目に付く。価格では4,000円台の値札が付く希少本もそろえるが、大半は1,000円以下で販売。掘り出し物は30円から手に入る。

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 「売れ筋は古典と呼ばれる定番の絵本。『ぐるんぱのようちえん』(初版=1966年)や『ぐりとぐら』(同1967年)など3世代以上にわたり読み継がれてきたベストセラー本は現在も人気が高い」と店主の窪田泰子さん。約550冊の絵本を積むキャラバンカーが読み聞かせ活動で全国を回る講談社(東京都文京区)の事業「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」では隊長を務めた経験も持つ。「子どもたちの『絵本離れ』を耳にすることもあるが、読み聞かせてみるとリアルな反応を示し喜んでもらえる」と活動を振り返り、「読書に親しめる環境は、大人が作って与えるもの。入り口として大きな役割を果たす絵本の大切さ・奥深さを広めていきたい」と力を込める。

 同店では現在、3周年を記念した企画展「赤ずきんちゃん」展を開催中。作家13人が、それぞれに表現する同作品の世界を店内で紹介する。今月30日まで。4月は「長靴をはいた猫」をテーマに同様の展示を行う予定。

 営業時間は販売・買い取り共に10時~19時。木曜定休。臨時休業あり。

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