姫路駅前の駐車場「キャスパ地下駐車場」(姫路市西駅前町)が1月14日から、リニューアル工事に伴い利用できなくなっている。
再開発ビル「キャスパ」(山陽百貨店西館)地下2階にある同駐車場。1991年の同ビル完成と同時にオープンした。収容台数は281台。オープン以来、姫路市の外郭団体に運営を委託してきた。
2013年になって姫路市は、同駐車場のリニューアルを発表するとともに施設の指定管理者を新たに公募。4団体が応じ、識者を交えた委員会による選定を経て同年10月、コイン式駐車場などを展開する「パラカ」(東京都港区)を選んだ。
「場所は便利だが、駐車区画が狭く車高制限もあるなど利用しにくいところがあった。リニューアルを歓迎したい」と話すのは、駐車場をよく利用するという秋武美穂里さん(宍粟市在住)。「民間に運営が移ることで接客マナーが良くなればうれしい。ぜひ料金の値下げも」と期待を寄せる。
パラカ神戸営業所の中山直也さんは「利用者の皆さまが安心して買い物や食事を楽しめるようにサービスの向上に努め、止めやすい駐車場を提供していきたい」と話す。
リニューアルオープンは4月26日の予定。