姫路のギャラリー「とーく」(姫路市平野町)で9月13日、古い布を貼り合わせて描く絵画「布絵」のワークショップが開催された。
ワークショップは布絵作家・梅原龍さん(沖縄県在住)の個展に合わせて開催。材料に用意した布は、いずれも旅を続けながら創作を続ける梅原さんが訪れた土地で買い求めたり譲り受けたりしたもので、「中には入手しにくい貴重な布もある」という。
当日は3人が参加。梅原さんの指導を受けながらはさみを使い、切り抜いた色とりどりの布を貼り合わせて思い思いの創作に打ち込んだ。参加者の一人で宮内大志さんは「海中を泳ぐ魚」の風景をモチーフに布と格闘。「なかなか思い通りにはいかないが、貴重な体験ができた」と喜んでいた。
一通り作品を仕上げた後は、全員で梅原さんを囲み記念撮影。ギャラリーを運営する大橋ひろ美さんが茶菓のもてなしでねぎらい、ワークショップを締めくくった。