姫路城を周回するコースでチームごとに健脚を競う「第4回 姫路城駅伝大会」が2月24日、開催された。主催は姫路商工会議所青年部。
4回目を迎えた同駅伝。同会議所が開催を後押しするフルマラソン大会「姫路城マラソン(仮称)」への夢をつなぐイベントとして、青年部が2009年に初めて実施した。同マラソン大会は、「平成の大修理」を終えて姫路城がお披露目となる2015年春の開催が目標。関連予算530万円を来年度会計に計上した姫路市も実行委員会を設置し、実現に向けての調査・検討を進める予定。
当日は、過去最多の155チームが参加。開会式が始まる8時30分頃には、参加する770人以上のランナーや応援者など約1000人が発着点となる姫路城三の丸広場に集結。真剣な様子でウォームアップに励む姿をランナーがいる一方で、応援者らとの談笑に花を咲かせるチームもあるなど、思い思いのスタイルでスタートを待ちわびた。
「6チーム30人でエントリー。この日を楽しみにしていた」と参加チームの一つ「ブドウRC」の持田篤史さん。「自衛隊員や市消防局員らが入る有名チームの胸を借り、ぜひ優勝を目指したい」と意気込んだ。
駅伝は9時にスタート。内濠(うちぼり)沿い2.7キロのコースで1チーム5人がたすきをつないだ。結果は、宣言通りの走りを見せた「ブドウRC」6チームのうち持田さんらのチームが優勝。渡されたトロフィーを手に笑顔を見せた。