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戦前の面影残す洋館「姫路モノリス」に期間限定ビアガーデン

中庭に設けるグリル台のイメージ[資料写真提供=ノバレーゼ]

中庭に設けるグリル台のイメージ[資料写真提供=ノバレーゼ]

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 姫路市の都市景観重要建築物に指定されている洋館を利用した結婚式場「姫路モノリス」(姫路市総社本町、TEL 079-286-5544)が8月8日から10日間限定で一般開放を行い、館内にビアガーデンとビアホールを開設する。

戦前から残る洋館を一般開放

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 同施設のルーツは旧逓信省が1930(昭和5)年に「姫路郵便局電話分室」として建設した洋館。1945(昭和20)年の空襲でも被災を免れ当時の面影を残す。戦後は電電公社を経てNTTが建物を引き継ぎ業務に利用。結婚式場への改装は2009年11月で、「姫路モノリス」としてノバレーゼ(東京都中央区)が運営する。

 一般開放は昨年夏に続き2回目。年間を通じての挙式数が底を打つ8月に合わせビアガーデンとビアホールを開設することで、特に利用が少ない平日の稼働率向上を目指す。

 期間中は中庭にビアガーデンを、館内にビアホールを、それぞれ特設。生ビールやワイン、ソフトドリンクなどを提供する。中庭に設けるグリル台では、牛や豚のロース肉のほか、海産物などを炭火焼きで調理。併せてパスタなど前菜5種とシェフ特製グリーンカレー、デザートも用意する。

 「予約は好調で、特に週末では残席わずかとなった日もある」と同施設スタッフの瀬崎沙織さん。「希望者には歴史ある館内の見どころを案内するツアーも実施する。この機会にぜひ参加してもらえれば」と呼び掛ける。

 開放時間は17時30分~21時30分。10日と11日には11時~15時にも開放する。入場料は、大人=3,500円、小学生=1,000円、未就学の子どもは無料。いずれも90分間の食べ飲み放題付き。今月17日まで。

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