JR西日本が8月1日から実施する禁煙対象駅拡大で、新たに姫路の9駅でも駅構内の喫煙が全面的に禁止される。
新たに対象となるのは兵庫県内と京都府内の計111駅。姫路市内では、2009年7月から実施しているJR神戸線・山陽本線の姫路駅など6駅に加え、姫新線と播但線の計9駅で構内を全面禁煙にする。
9駅では従来、待合室やホームなどに灰皿を設置。駅ごとに具体的な対応は異なるものの、喫煙マナーを守ってもらうことを前提に利用客の「一服」を認めてきた。
「利用客が少ない(姫新線など)ローカル線の駅でもたばこが吸えなくなってしまう」と姫新線・播磨高岡駅(姫路市西今宿3)を朝夕利用している野崎秀一さん(加古川市在住)。「ますます肩身が狭くなるが、これも世の流れ。この機会に禁煙へチャレンジしてみるという手もある」と苦笑する。
今回の措置で市内の駅は、JR・山陽電鉄を合わせ全駅が全面禁煙対象となる。