姫路で10月に開催される観光誘致イベント「姫路城応援フェスティバル2013」への誘客を図ろうと、移動販売車のオーナーらが協力するキャラバン隊の発足式が6月10日、姫路城西側の姫山公園(姫路市本町)で執り行われた。
キャラバン隊を結成したのは、姫路や加古川、神戸など主に兵庫県内で移動販売に携わる5事業者。大手前公園(本町)で10月5日・6日、姫路城への観光誘致を目的に市民団体「ツイッター姫路交流会」(飾磨区三宅1)が開催するイベント「姫路城応援フェスティバル」のPRに協力する。
「今年で3年目を迎える当フェスでは広域へのPRが課題となっていた」と話すのは、同交流会のメンバーでフェス実行委員長の内田雅康さん。「催事や祭りといった人が集まる場所へ出店する機会が多い移動販売車に着目し、フェスの開催をアピールする『のぼり』を立てて営業してもらえないかと打診したところ快諾を得た」と振り返る。
発足式には、協力5事業者のうち4事業者が参加。事業者を代表して移動式の炉端焼店「肴奉行 団RUN(だんらん)」オーナーの藤本邦彦さんが同交流会の長沼実侑紀さんから「のぼり」を受け取り、キャラバン隊の発足を宣言した。
「地元を盛り上げるイベントと聞き、喜んで協力を申し出た」と藤本さん。「『のぼり』に限らずポスターの掲出やチラシの配布、インターネットへの投稿などを併せて行うことでフェスをPRしていきたい」と意気込む。