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姫路の酒蔵で地産地消品見本市「味覚の展示場」-テーマは「地の塩」

地産地消品の見本市「味覚の展示場」(2012年1月)の様子。今年は「播(ま)いて磨く播磨 地の塩」をテーマに開催

地産地消品の見本市「味覚の展示場」(2012年1月)の様子。今年は「播(ま)いて磨く播磨 地の塩」をテーマに開催

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 姫路の灘菊酒造(姫路市手柄1)で1月26日・27日、地産地消品の見本市「味覚の展示場」が今年も開催される。主催は地産地消をテーマに地元で活動する団体「食・地の座」。

開催を前に「新作発表会」も

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 姫路を中心とする播磨地域の酒造メーカーや農家、和洋菓子店など「食」を家業とする人らが「地の者が地のモノを地の人に届ける」ことを目的につくる同団体。見本市は、月に1回の例会を重ねながら開発した新商品の発表・展示会として毎年開いているもので、昨年は2日間で約8000人を動員。近年ではバスツアーのコースとして組み込まれるなど人気を集める。

 7回目となる今回のコンセプトは「塩」で、テーマは「播(ま)いて磨く播磨 地の塩」。天日干し製法の塩作りにもチャレンジしたメンバーらが塩のうま味や特徴を生かして開発した新商品を「新作百選」として発表。実演調理を織り交ぜながら各ブースで展示するほか、地酒などと併せて試食もできる。

 新機軸では、旬を迎えるカキを中心とする魚介類と地元産の減農薬野菜などを直売する「朝市」を展開。スイーツを味わえるカフェを設けるほか、塩麹や豆腐、バターといった食品や「マイ茶わん」の手作り体験ワークショップも開く。

 「毎年多数の来場客を迎える見本市に成長できたことをうれしく思う」と話す実行委員長の森一成さんは、「播磨ならではの『食』を堪能できる2日間。新商品の数々をぜひ味わってほしい」と話すメンバーの一人・有元年信さんと共に来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。試食にはチケットの購入が必要。詳しくはホームページで確認できる。

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