「女子力」をキーワードに姫路を中心とする播磨地域で活動する「女子力UP研究会」が8月8日、姫路労働会館(姫路市北条1)でワークショップ「女子力アップセミナー」を開催した。
「Hana(華)のある女性」の探求をテーマに女子力の向上で播磨地域の活性化を図ろうと、約20人の女性が集まり運営する同研究会。昨年6月の発足以来、月1回のペースで定例ミーティングを開き、「女子力に関する情報交換と女子力の向上につながる勉強会やイベントを開催してきた」と同研究会代表の布袋浩子さん。
今年4月には、姫路の地域FM局「FM GENKI」で同研究会の活動をクローズアップして紹介するレギュラー番組枠を設けるなどの実績を重ねる一方、ワイン試飲会や食事会など「女性同士が気軽に楽しめるイベントも開催。活動の輪を広げてきた」と布袋さんは振り返る。
今回のセミナーは、同研究会として初の企画となるセミナー形式の勉強会。「聴く力の向上」をテーマに、コーチングと呼ばれる人材開発手法を取り入れた内容で男女を対象に開催。当日は約60人が集まった。
「今後も勉強会やセミナーなど、女性同士の交流を重ねていきたい」と布袋さん。「インターネットのみならず、リアルな場面で交流する機会を増やすことで、より強固な信頼関係の構築と人材開発に努める」と展望を語る。