姫路・野里商店街沿いにある井上書林(姫路市大野町)周辺で11月27日、まちおこしイベント「第3回 野里旧街道祭り」が開催される。
同商店街の地域活性化を目的に立ち上げられた団体「NOZATO LABO」が企画した同イベント。今回で3回目となる。
世界文化遺産・姫路城の北東に位置し、バッファゾーン(緩衝地帯)としてユネスコに登録されている同商店街(旧野里街道)は歴史的街並み景観形成地区に指定されており、町家や仏閣などまち歩きとしての見どころも多い。
当日は、市内外から集まった飲食店や雑貨店など約20店が、伝統的な町家が点在する商店街の軒先にブースを連ねて出店するほか、地元で取れた新鮮な野菜を販売する朝市、現在はギャラリーとして活用されている江戸期の町家「大野邸」で寄席、段ボールで車を作るワークショップ、固定自転車でタイムを競う「ローラーゲーム」、個人で所有する自転車を持ち寄って展示し、自慢する「自転車自慢大会」、餅つき大会など、さまざまなイベントを繰り広げる。
同団体代表の井上陽介さんは「規模や開催頻度を上げながら、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントとして盛り上げていきたい」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。