姫路城西の丸庭園で4月3日から、ライトアップされた姫路城と夜桜を楽しむイベント「花あかり 姫路城夜桜会」が開催される。
期間中、通常は入れない18時から姫路城を無料開放。西の丸庭園内の100本の桜木をライトアップして、幻想的に照らされた夜桜と城を楽しむもの。
同イベントは、観桜会に合わせて毎年2日間開催されていたが、好評だったため昨年から10日間に延長された。会場では連日18時30分と20時に、日替わりで「花あかりコンサート」も行われる。
今年は姫路城築城400年の節目に当たる年で「ありがとう姫路城 築城400周年記念」として、桜門橋、三の丸広場など、大手門周辺約300カ所を竹の灯籠などでライトアップするイベント「花と光の回廊」も開催される。
主催の姫路城イベント実行委員会の石川至範さんは「多くの方にお城と夜桜のライトアップを楽しんでもらいたい。今年から開催する『花と光の回廊』も、来園いただいた方の記憶に残るように今後も充実させていく」と話す。
そのほか4月3日~5日の3日間限定で、姫路城の西側にある約1万坪の日本庭園「好古園」も17時~20時に開園し、桜などのライトアップを行う。