![脂分を抑えてスープの濃度にこだわった「ごっつい堂らーめん」](https://images.keizai.biz/himeji_keizai/headline/1310696316_photo.jpg)
姫路に6月20日、豚骨ラーメン店「ごっつい堂」(姫路市三左衛門堀西の町、TEL 079-224-5515)がオープンした。
ラーメン店巡りが趣味で「いつかは自分の店を持ちたい」と思っていたオーナーの竹中正幸さんは、30歳の時にそれまで勤めていた会社を辞めてラーメン店に就職、接客やスープの作り方などを学んだ。2007年に、勤めていたラーメン店が全国展開に失敗し民事再生法の適用を申請したことがきっかけとなり、チェーンから脱退した赤穂店のオーナーと共に「天馬らぁめん」(赤穂市)を立ち上げる。これまで培ったノウハウを生かしてオリジナルメニューを開発しながら、常に理想のスープを追い求めていた竹中さんは、ある日見た夢の中で理想のスープに出合い、独立を決意。「ごっつい(凄い)スープが取れた」ので店名を「ごっつい堂」とし、オープンにこぎ着けた。店舗面積は41坪で、席数は44席。
理想のスープにたどり着いたことについて竹中さんは「ある日、夢の中に架空のラーメン職人が現れ、今まで見たことも聞いたこともないスープの取り方を教わり、その通りに作ってみたら最高のスープが完成したので、自分の店を立ち上げることを決めた」と振り返る。
同店の「一押し」メニューは、脂分を抑えながら濃度を濃くした豚骨スープが特徴の「ごっつい堂ラーメン」(750円)や「豚骨つけ麺」(780円) 。そのほか、ブレンドガラスープで仕上げた「白い塩らーめん」やみそラーメン、しょうゆラーメン(以上630円)、「塩つけ麺」「みそつけ麺」「しょうゆつけ麺」(以上750円)なども用意する。「今後はサイドメニューも充実させていく」と竹中さん。
「常に『喜びと感動を与える』ことをテーマに商品開発に取り組んでいる」と竹中さん。「10年かけてたどり着いた理想の豚骨スープを多くの人に楽しんでもらたい」とも。
営業時間は、11時~24時30分。