姫路文学館(姫路市山野井町)で6月19日、若手映像作家らの作品を上映する短編アニメーション上映会「CALF(カーフ) in 姫路」が開催される。主催は姫路シネマクラブ。
カーフは、映像作家の大山慶さん、アニメーション作家の和田淳さん、水江未来さん、アニメーション評論の土居伸彰さんらが、海外の映画祭などで高い評価を受ける日本の映像作品を国内外に紹介していくことを目的に設立したインディーズレーベル。昨年8月設立以来、広島や北海道など全国各地で上映イベントを展開している。関西での上映会は姫路が初めて。
当日は、カーフメンバーの作品のほか、ペンライトで空中にアニメーションを描くという画期的な作風「PiKAPiKA」で注目を集めるクリエーティブユニット「トーチカ」の短編アニメーションなど21作品を上映する。
上映会終了後は、水江さん、和田さん、土居さんらをゲストに迎えトークショーを行うほか、トーチカのナガタタケシさんとモンノカヅエさんによるPiKAPiKAのワークショップも予定する。
シネマクラブの竹中啓ニさんは「当日は、上映会、トークショー、ワークショップと盛りだくさんの内容。ぜひこの機会に、世界中の映画祭で評価を受ける最先端の映像作品に触れてもらえれば」と話す。
上映は10時30分~11時40分(開場は10時)、12時30分~13時40分。トークショーは15時10分から約1時間ほどを予定。トーク終了後はサイン会も行う。チケット料金は、一般=1,500 円(前売り1,200円)、高校生以下=1,200円(同1,000円)。