姫路商工会議所主催の東北・宮城物産展が「まちづくりステーション 街の駅」(白銀町)で5月29日まで開かれている。
同物産展は、同会議所が取り組む東日本大震災復興支援プロジェクト「姫路発 がんばれ日本!プロジェクト」の一環。姫路では一般になじみの薄い宮城県の物産を地域にアピール・販売し、収益を被災地支援にあてようというもの。
街の駅に特設の同展会場には、牛タンの薫製「伊達牛 牛たんいぶり」(発売元:伊達の牛たん本舗:仙台市青葉区)や「仙台銘菓 萩の月」「仙台銘創菓 ずんだ餅」(いずれも発売元:菓匠三全:柴田郡大河原町)など、食品を中心に宮城県ならではの物産がずらり。
大手前通りを通行中に同展の開催を知ったという浜野美和子さん(姫路市)は、米粉を使用したドーナツ「焼ドーナツ米リンク」(発売元:アンジェリーナ:石巻市)を購入。「『東北ブランド』の購入が被災地の産業復興につながると聞いた。支援は義援金やボランティア活動に限ったものではないと知った」と話す。「こうした商品を購入する機会がもっと増えれば、継続的な支援につながるのでは」とも。
同物産展は期間中毎日9時30分~17時の開催。期間中の収益は兵庫県を通じて被災地へ贈られる。問い合わせは姫路商工会議所産業振興部(TEL 079-223-6555)まで。