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姫路医療センター内にカフェ -「たんぽぽコーヒー」人気に

カフェ・ド・ファンは、病院外からの利用も可能。

カフェ・ド・ファンは、病院外からの利用も可能。

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 姫路市本町の姫路医療センター(旧国立姫路病院)内に4月1日、カフェ(軽食堂)「カフェ・ド・ファン」がオープンした。

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 同店は、売店や食堂、理髪店など同センターの便益施設が集まる地下1階で営業。吹き抜け庭園に面したガラス張りの開放的なスペースに展開し、店内から直接吹き抜け庭園へ出ることもできる。

 メニューはコーヒー、紅茶などのドリンクのほか、サンドイッチや焼きたてパン、ケーキなどの軽食も用意する。店長の森川陽介さんは「サンドイッチは『ひめたまサンド』、パンは『パン工房おくの』、ケーキは『楽(たのし)や』など、センター近くの人気店から仕入れた軽食類をそろえている」と話す。「中でも、タンポポの根が原料のコーヒー風飲料『たんぽぽコーヒー』は人気がある」とも。

 県内の大規模医療機関内で営業するカフェは、神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区)や関西ろうさい病院(尼崎市)内にドトールコーヒー(東京都渋谷区)が店を構えるなど阪神間に数店あるが、姫路やその周辺ではあまり例がなかった。森川さんは「珍しい『病院内カフェ』。だからといって特別な店作りは考えず、患者さんやその家族に『町のカフェ』を訪れたかのような雰囲気を提供していきたい」と話す。

 同店は、同センター利用者に限らず同センター外部からの立ち寄りも自由。営業時間は8時~18時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。

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