姫路でも、東日本大震災の被災者を支援しようとする動きが広がっている。
賢明女子学院(姫路市本町)では、「少しでも力になるために街頭募金をしたい」という声が生徒から上がり、姫路城大手門前と大手前公園の2カ所で募金活動を行っている。
姫路駅では、姫路YMCA(土山東の町)と姫路青年会議所が募金活動を行っており、姫路青年会議所は、義損金口座を開設したほか救援物資の受け入れも行っている。
姫路みゆき通献血ルーム(駅前町、TEL 079-288-5740)では、地震発生の翌日から通常の1.5~2倍の協力者が集まっている。
兵庫県赤十字血液センター企画の岡本登さんは「現在は安定供給ができているが、血液製剤には有効期限があるので一時期に集中してしまうと安定供給に乱れが生じるという恐れもある。今後も血液は長期的に必要となるので、安定供給できるよう1回だけでなく継続的に協力してほしい」と呼びかける。