1万人を目指して似顔絵を描き続ける姫路のイラストレーター・ブドウちゃんの似顔絵が3千人に到達し、中井三成堂画廊(姫路市二階町)で2月16日、到達を祝う記念展が始まった。
「伝説をつくりたい」と2008年8月からJR姫路駅と姫路城を結ぶみゆき通り沿いで1万人の似顔絵制作にチャレンジするブドウちゃん。1日8人ほどのペースで描き続け、昨年12月19日に目標の3分の1となる3,333人目に到達した。
3,000人到達についてブドウちゃんは「街で声をかけてくれる人も増えたし『伝説の男』としイベントにも呼ばれるようになった。似顔絵を通じて人と交流が格段に広がったことが何よりもうれしい」と話す。
会場には、名刺サイズに縮小した3,333人の似顔絵を展示するほか、これまで手掛けたブドウちゃんの作品も展示する。
ブドウちゃんは「みなさんから元気をもらいながらようやく目標の3分の1まで来られた。今後もチャレンジを続けながら似顔絵で多くの人に元気を与えたい」と1万人達成に向け意気込みを見せる。
開催時間は10時~19時(最終日は15時まで)。入場無料。2月21日まで。