姫路市中央卸売市場(姫路市延末)で12月4日、一般消費者を対象に青果や鮮魚の即売会や模擬競りなどを行うイベント「市場まつり 2010」が開かれた。
中央卸売市場の仕組みや役割を消費者に知ってもらおうと開かれた同イベント。売店コーナーでは、旬の生鮮野菜や魚介類の即売会や、模擬競り、マグロの解体ショーなどが行われたほか、「えきそば」(まねき食品)や兵庫県産の小麦で作ったうどん「ひょうどん」(矢内食品)など地元のB級グルメも出店。3時間限定のイベントだったが正月の食材を求める家族連れなど約3万5千人が師走の市場を楽しんだ。
メーンステージでは市場の商品が当たる大抽選会や「いちば検定ウルトラクイズ」も展開。クイズで優勝に輝き賞品と認定書を手にした澤野真さん(飾磨区在住)は「4年連続で参加している。敗者復活戦から勝ち上がったのでまさかと思った」と喜びを隠せない様子だった。