西二階町商店街(姫路市西二階町)で11月1日・2日、「おかわりハロウィーン」が初開催される。主催は西二階町商店街振興組合。
同商店街では近年、マンションなど集合住宅の増加により、住民構成が大きく変化している。理事長の下村裕司さんは「商店街のあり方が問われている。ここで生まれた人たち、商店街を故郷としている人たちのために、イベントを通じて住みやすい街をつくりたい。その先に新しい商店街の形が見えてくるのではないか」と話す。その第一歩として今回のイベントを企画したという。
「おかわりハロウィーン」という名称は、10月に終わるハロウィーンを「もう一度楽しんでほしい」という思いから付けた。ハロウィーン当日に着た仮装衣装を再び着て参加できるのが特徴で、子どもたちの仮装からグランプリを選出し、商品として「お菓子タワー」を贈る。
1日は和太鼓、しの笛、バイオリン、スティールパンなどの演奏者が商店街を練り歩く。2日は子ども音楽会やよさこい踊り、仮装大会のほか、ゲームブースも展開する。両日とも、唐揚げ、レンコンチップス、つくね棒、ライスバーガー、釜玉うどんなどの飲食ブースが並び、アルコールやソフトドリンクも販売する。
会場では商店街の新しいテーマソングやキャラクターをお披露目するほか、地域の歴史をテーマにしたゲームも用意。子どもから大人まで一緒に踊って楽しめるダンススペースも設ける。
白鷺小学校の児童による切り絵を取り入れたちょうちんを設置。普段のちょうちんの電飾をハロウィーンに合わせて赤色に変更し、商店街を彩る。「一つ一つのちょうちんの絵柄を眺めるだけでも楽しめる」と下村さん。
同商店街理事の内海芳彦さんは「仮装して歩くだけでも楽しいイベント。商店街の店も協力して盛り上げるので、家族や友人と気軽に遊びに来てほしい。地域の人と交流するきっかけにもなれば」と呼びかける。
開催時間は、1日=17時~、2日=13時~18時。