
ヨガスタジオ「姫路古民家スタジオ share base haku(シェア ベース ハク)」(姫路市継)が9月8日、オープンした。
店主の柚木弥佳さんは、女性専用フィットネスジムでの勤務をきっかけにヨガ指導を始めた。「女性や家族が日常的に利用できる場をつくりたい」と考え、夫の祖父母宅が空き家となったことを機に開業した。
スタジオの面積は約35坪。築75年を超える木造住宅を改装し、梁(はり)や障子を生かした和の空間にヨガマットを並べる。床には白木を使い、素足で木の感触を味わえるようにした。窓からは手入れされた庭が見え、四季の移ろいを感じながらレッスンを受けられる環境を整えた。
店名の「haku」には、「吐く」「白」「履く」といった言葉を重ね、心を表現できる場、余白を持てる場、人が集い色を加えて広がる場となる意味を込めた。
レッスンは初心者向け、体幹を意識したクラスのほか、男性向けや親子向けも用意。今後はシニア向けクラスも増やす予定。ヨガレッスン以外にも、空き時間にはレンタルスペースとして開放し、ワークショップや販売イベントなどでの利用に対応する。
柚木さんは「多くの人に自由に活用してもらい、人と人との交流が生まれる場所にしたい。温かいつながりを感じられる拠点となればうれしい」と話す。
営業時間は平日=9時~15時、土曜・日曜・祝日=7時~12時。料金は1回2,500円(初回は2,000円)。