
カフェ「Myrtle(マートル)てら・す」(姫路市市川台1、TEL 070-5664-5592)が6月11日、オープンした。
水曜~金曜の週3日営業する同店。運営は就労継続支援B型事業所「ミルトスの木」(市川台3)。店内では、「ミルトスの木」が製造するパンや同事業所の所有する農園「ミルトスファーム」で栽培した、ジャガイモ、サツマイモ、グリーンピースなどの農作物も販売する。
店舗面積は約25坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席12席。
ドリンクメニューは、「コーヒー」「紅茶」「ビワ茶ラテ」「柿茶ラテ」(以上450円)、「カフェ・オレ」「アイスコーヒー」「オレンジジュース」「アップルジュース」(以上500円)など。アイスコーヒーは、コーヒーで作った氷を使い、時間がたっても味が薄まらない工夫を施す。
ビワの葉や柿の葉は、地域住民の家庭で収穫された物を乾燥・抽出して使う。地域とのつながりを意識し、SDGsの観点からも取り組みが評価されているという。
飲み物に200円を追加することで、開店から閉店時間まで「モーニングメニュー」を提供する。内容はトーストまたはお任せパン、卵、サラダ、プチデザート。
店名の「Myrtle(マートル)」は、「ミルトスの木」の英名。「てら・す」は、「お客さま1人1人を照らす存在になりたい」という思いを込めて名付けたという。
店長の伊東久美子さんは「プレオープンには近隣住民や事業所の利用者家族らが訪れた。営業を通じて課題を改善しながら、地域に寄り添った場にしていきたい」と意気込む。
営業時間は9時30分~15時。土曜~火曜定休。