居酒屋「呑（の）み処（どころ） かめじろう」（姫路市魚町、TEL 070-2303-5511）が6月19日、オープン1周年を迎えた。

　JR姫路駅前で立ち飲み店「かめきち」を姉と共に営んでいた川口恵さんが繁華街に開いた同店。店舗面積は約6坪。靴を脱いで上がる畳敷きの小上がりに、掘りごたつ式のL字形カウンターを設ける。家庭的な雰囲気で、来店客が足を伸ばしてくつろげる空間づくりを目指したという。

　仕入れ状況に応じた日替わり料理を用意し、その日の内容を楽しみにする常連客も多いという。そのほか、「やみつききゅうり」「冷奴」「山芋短冊」（以上450円）、「ポテトサラダ」（480円）、「砂ずりぽん酢」（500円）などのスピードメニューを提供する。

　ドリンクは、生ビール（650円）、チューハイ（550円）、ハイボール、日本酒（以上500円～）などをそろえる。日本酒は「春鹿」「作」「池亀」「酔心」など、川口さんが好む銘柄を中心に仕入れ、定期的に入れ替えている。

　川口さんは「オープン当初は姉と離れての営業に不安もあったが、常連客や周囲の支えが励みになった」と振り返る。「まだ十分に店の存在を知ってもらえていないと感じている。気軽に立ち寄れる店として、今後はより多くの人に知ってもらえるよう工夫していきたい」とも。

　営業時間は17時～23時。月曜定休。