
姫路全域を舞台にしたグルメイベント「ひめじバル」の参加証となるバルブックの販売が5月12日、始まった。
主催は地元飲食店などで構成する地域活性化プロデュース協会。地元経済の活性化と市民・観光客への食の魅力発信を目的とする。
「駅近ひめじバル」「真夜中ひめじバル」「郊外ひめじバル」の3企画で構成し、計100店が参加する同イベント。
「駅近ひめじバル」は6月1日~7日、姫路駅周辺のフレンチやイタリアン、居酒屋、和食店など57店が参加。料理とドリンクをセットにしたバルメニューを500円~2,000円で販売する。
「真夜中ひめじバル」(6月1日~7日)は、夜間利用を想定した「1時間飲み放題2000円」「セット料金から1000円引き」などの特典を用意する。
「郊外ひめじバル」は6月8日~7月7日、姫路郊外の36店が参加する。「グループ全員にワンドリンク無料」「豚焼きそば100円」「生ビール10円」などの特典を用意する。
ひめじバルは2019年に初開催し今年で5回目。新型コロナウイルスの影響で中止や形式変更を経て継続している。これまでは主に秋に開催していたが、地域のグルメイベントや秋祭りとの重複による店の負担を考慮し、今年から6月初旬に変更した。
初参加となる「レストランバー ストローハット」の店長・坂口陽和さんは、「バル専用の特別なメニューを準備している。多くの店舗を巡り、それぞれの個性や魅力を感じてもらえたら」と笑顔を見せる。
バルブック(500円)は、各参加店、市内のスーパーマーケット「ボンマルシェ」、オンラインで販売する。
同協会代表の三枝達矢さんは「飲食店同士が協力し合い、地域全体で盛り上がるイベントにしたい。今年は新しい参加店も増え、これまで以上にバラエティーに富んだメニューがそろっているので、多くの方に足を運んでほしい」と呼びかける。