姫路市勤労市民会館(姫路市中地)で12月12日・13日、陶芸や木工、染織などのクリエーター33組の企画展「第1回 ハンドメード・クリエーターズ 2009」が開催される。
同展は、兵庫県を中心に岐阜や愛知、京都などからさまざまなジャンルのクリエーターが集まり、「創る喜び、語る楽しみ」をテーマに作品を展示・販売するもの。会場ではレザークラフトワークやガラスのはんこ作りなどクリエーターとふれあいながらモノづくりを楽しむ「ワークショップ体験コーナー」も用意する。
参加するクリエーターは、粕谷和弘さん(草木染衣料)や薮田智子さん(フラワーデザイン)、「さをり工房ゆう」(さをり織り)、森谷純一さん(ガラス工芸)、「革の里」(レザークラフト)、内藤伸也さん(銀細工)、宮川真一さん(木製品)、朝田種さん(かづら細工)、日下東雲さん(書)など。
実行委員長の墨彩詩画家・田中稚芸さんは「屋外でのクラフトフェアとは一味違った屋内ならではのイベントとして開催する。若い人にも興味を持ってもらえるようネーミングにもこだわり、あえて『手作り作家』とは言わずハンドメード・クリエーターとした」と話す。
当日、会場には地元の飲食店も出店。和牛ビーフオムライス(650円)や釜たまうどん(400円)、豆乳ドーナツ(200 円)、生チョコプリン(280円)などを販売するほか、クリエーターの作品が当たる抽選会も行う。
抽選券は当日会場で200円で販売する。「景品の中には7万円以上する備前焼の壺もある」と田中さん。「飲食コーナーもあるので昼を気にせずゆっくりと楽しんもらえれば」とも。
開催時間は、12日=10時~17時、13日=9時~17時。入場無料。