姫路みゆき通りに10月16日オープンした、ハワイの定番スイーツ「マラサダ」の専門店「マラサダドーナツ」(姫路市二階町、TEL 079-283-0327)が話題を集めている。運営はSTOC(北条)。
「マラサダ」は、ハワイアンの定番スイーツと知られる揚げパン菓子。表面はモチモチ、中はフワフワとした食感が特徴。以前から飲食業を始めたいと考えていた同社社長が、今年5月に横浜でマラサダを移動販売する「マラサダワゴン」に出会い、初めて食べたマラサダに衝撃を受けたのが開業のきっかけ。関西圏での常設店としては初めてとなる。
店舗面積は24平方メートル。赤と白でまとめた店内の内装は、以前は大工だったという春江純治店長が手がけたもの。店内には「揚げたてのマラサダを食べられるように」とイートインスペースも設ける。
「マラサダワゴン」と同じ生地を使用する同店のメニューには、シュガー、シナモンシュガー、きなこ、ココア、レモンティー、ミルクティー(各150円)をそろえるほか、期間限定で「抹茶」(150円)も用意する。そのほか、コーヒー、オレンジジュース、アップルジュース、ミックスジュース(各100円)などのドリンクも。
「告知をほとんどしていない状態でのオープンだったが、リピート客も少なくない」と春江さん。「テークアウトの店だがやはり揚げたてが一番おいしい。店内でも食べられるので気軽に立ち寄ってもらえれば」とも。